御坊市の幕末ラーメンに行った時の話です。
以前から気になってた、「痛辛ラーメン」に挑戦することにしました。
が、生半可な気持ちで挑んでエライ目に合ったというお話です。
激辛好きの方は是非チャレンジして後悔していただきたい。
御坊市幕末ラーメンの「痛辛ラーメン」に挑戦してみた
前から気になっていた痛辛ラーメン。
貼り紙にはこう書かれている
「激辛好き店長考案🌶🌶🌶自己責任でお願いします」
その言葉は
「激辛好きなら食べない訳ないよなぁ?オラオラ」
に見えたのです。
痛辛ラーメンを食べたい、というよりは売られた喧嘩を買わないわけにはいかない。だって私は激辛好きだもの。挑戦しない選択肢はないのです。
それに、激辛好きの方ならお分かりいただけると思いますが、世の中に出回る激辛の8割くらいは大して辛くないのです。
一般ウケを狙った激辛。私には通用しない。
とタカをくくっていました。
🦅
🦅
しかし、奴は激辛ではなかった。
痛辛だった。
激辛だと思って、そんじょそこらの一般の激辛と比べていました。
そう、痛辛なのです。
痛辛ラーメン食します。
一口目でバスコーーーン!
と、右ストレートをくらったような(くらったことないけど)衝撃が走る。
痛い。
痛いぞ。
まぎれもなく、痛い。辛いというか痛い。
この時、7割くらい「負けた」と思いました。
でも食べ進めるうちに慣れそう。
経験上、一口目の衝撃が強い場合二口目はマイルドに感じるのです。一口目で口の中が麻痺するから。
が、痛辛は違いました。
慣れないのです。痛いものは痛いのです。
ただ無言で痛辛と格闘を続ける私。
スープはまるで、「ピリ辛の味噌ラーメンだよ」
みたいな色で私を見ます。
見た目に騙されるが、君は痛辛だ。
一緒に行ったオットは旨辛を食べています。
色は明らかにそっちの方が辛そうです。旨辛なのに。
幕末ラーメンは高菜入れ放題なので、高菜を加えて味変すれば少しマイルドになるかと思ったのですが、1ミリもマイルドにはなりませんでした。
ここで水を飲むと、一度口がリセットされるので
また最初の右ストレートから始まってしまう。
水は厳禁(激辛マイルール)
ちなみに、幕末ラーメンのメニューはこちら。
痛辛過ぎて戦意喪失しセコイことばかり考える‥
辛さとの戦いは、自分との戦いです。それはマラソンを走っている時に似てる。
気持ちで負けると負けるのです。
が、私の頭には、セコイことばかりよぎっていました。
「ぬるくなれば、辛さはおさまるから、ゆっくり食べよう」
セコイ。せっかく作っていただいたもの、あったかいうちに食えっ。ほんまセコイ。
が、ゆっくり食べると麺が伸びる。
伸びるというのはどういうことか?
痛辛ラーメンの汁をたくさん含むということです。これも考えものです。
・
・
・
最初はもうあかんかも。
と思った痛辛でしたが黙々と格闘し、残り1/5くらいの麺の量になり、終わりが見えて来ました。
激辛好きのプライドを保つ為に
残りの麺を一気にかきこもう!
と思ったその時、、、
オットが旨辛を食べ終わったのです。
究極にセコイ戦略を思いつく
オットの食べ終わった器には、旨辛の汁が残っていました。
「あのスープで残った麺を洗えば」
というスーパークソセコイセリフが脳裏をよぎりました。
洗うというか、旨辛のスープでつけ麺させてもらおうという事なんやけど、確実に私の頭の中で
「洗う」というワードが出たのです。
なんてセコイ!
痛辛ラーメン完食。そして・・・
私は食べ終わった旨辛のスープに、残りの麺を移し、痛辛を完食しました。
オットは高菜を入れすぎる傾向にあり、もはや旨辛なのか高菜ラーメンなのかという味になっていましたが、痛辛と違い器の中はとても平和でした。
確かに、見た目の上で、私は痛辛を完食しました。
が、実際は私はその試合を棄権したのです。
私は痛辛に負けた。
長年保ってきた激辛好きのプライドはズタボロです。
もう、言わない。辛いの好きって。
辛ければ辛いほど好きって。
世の中の激辛は大体いけるって。
辛くなければ食べる気がしないって。
もうそんなこと絶対言わない。
修行しよう。
成長して、また痛辛と戦いたい。
その後、宝の湯へ行きサウナを6回ほど楽しみました。
普段よりも大量の汗が出て爽快でした。
そう、このために私は痛辛に挑戦したんだよっ
痛辛からのサウナは最高です。戦いの後のサウナは・・・
激辛好きの方は是非とも挑戦してみてください。御坊市の幕末ラーメン 、痛辛ラーメン。
🌶🌶🌶
コメント