今回は、熊野古道を歩くときの服装や靴、持ち物についてお伝えします。
熊野古道と一言に言っても様々なコースがあり、平坦な道が続くところや、険しくてアップダウンが激しい道、2時間で歩けるコースから7時間以上かかるコースなど色々です。
ですので、歩かれるコースや、その時期の気温や日没時間なども考慮しておかないといけません。
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熊野古道を歩くときの服装や靴
熊野古道歩き 服装
動きやすくて歩きやすい、山歩き用の服が良いです。
夏場は暑いですが、基本、年中長袖・長ズボンです。
実際、熊野古道を歩いている人は、登山の服装の方が多かったです。
- 雨に濡れても大丈夫な撥水加工の服を
私が初めて熊野古道を歩いた時は、山登り用の服は持っていなかったので、下はランニング用のハーフパンツとトレンカ、上はTシャツに綿のパーカーというスタイルで行きましたが、
綿のパーカーは重いし、雨が降ってきたら最悪だろうな‥と、次からは撥水加工がされているパーカーで行きました。
- インナーは乾きやすい素材のものを
歩いていると汗をかきますが、すぐに乾いてくれないと逆に体が冷えます。
- コースや季節によって違うが、山に入ると気温が少し下がる
熊野古道の山は、標高が低く、平野部とあまり変わりないそうですが、実際行ってみるとやはり山の中は日光が当たらず気温が低く寒く感じました。
私が3月に、高原~牛馬童子パーキングまで歩いた時、平野部では日光も出て温かく、最初のうちは歩いていると暑くて汗をかく程でしたが、
山頂に近くなると随分気温が下がり、汗によって服も冷たくて寒くて寒くて仕方ないかったです。
さらに、天候が悪くなり、夕方になるにつれ辺りは暗く、気温はまた落ちました。
冬場に歩くのなら、平野部よりも温かい服装が良いと思いました。
夕方になると一気に冷えてくるので、日没より早く切り上げるようにプランを立てて下さい。
また、私のように汗をかいて余計冷えてしまうと良くないので、インナーは予備を持っておいたほうがいいです。
熊野古道歩き 靴
履きなれた、滑りにくいスニーカーやトレッキングシューズを履いて行きましょう。
とにかく滑りやすいところは滑りやすいです。
前日が雨だと余計注意が必要です。
アップダウンが激しいのに、コケが生えてて滑りやすかったり
これ、崖落ちたら死ぬ?って怖くなる細い道もあります。
熊野古道歩き カバン
両手が空くリュックが良いです。
短いコースで持ち物が少ないならウエストポーチでもOK。
熊野古道を歩く時の持ち物
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- 飲み物
自動販売機なんてないので、事前にしっかり用意しておきましょう。
常に飲む用に冷たい飲み物と、温かい飲み物を持って行っておくと、休憩時や体が冷えた時など重宝します。
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- 食べ物
熊野古道のコース付近に、飲食店やスーパーはあまりありません。
途中でお腹が減っても買えないので、事前に用意しておきたいです。
2~3時間程度のコースなら、食べ物はなくても良いですが、5時間を超えるコースだとパンやおにぎりなど欲しいです。
また、連日歩かれる場合、宿泊施設で夕食と朝食は用意されていても、翌日の昼ご飯がありません。
連日歩く場合は泊まる宿に、翌日の昼ご飯はどうしたらいいか問い合わせましょう。
宿でお弁当を用意してくれている所も多いようです。
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- 防水の入れ物(ジップロックでも可)
雨が降った時に、スマホやデジカメを守る為に防水のケースを持っておきたいです。
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- 持ち運びバッテリー
熊野古道は電波が悪い所が多く、圏外の場所もあります。
電波が悪い道を歩くので、通常より充電の減りが早い傾向に。
いざという時に使えないと困るので、長時間歩く時は電源を切っておいたり機内モードにしておくか、持ち運びバッテリーがあると安心です。
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- 地図
熊野古道のルートの途中には、「ここは熊野古道ではありません」という道がちょこちょこ出てきます。
迷うほど難しい道ではありませんが、電波も弱いので、道間違ってないかな?と不安になってきた時に地図があると安心です。
熊野古道の服装や持ち物・まとめ
熊野古道を歩くと、自然に包まれて清々しい気持ちになり、浄化されているような気持ちになりました。
しかし、寒くて仕方なかった時は、景色なんて見る余裕もなく
「なんでこんな山の中私は歩いてるんや!早く出たい!!」の一心でした。
準備を万全にしていかないと、せっかくの熊野古道ウォーキングが楽しめないかもしれません。
ですので、服装や靴、持ち物はしっかり準備して行ってください。
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