前回に引き続き、熊野那智大社~那智の滝についてです。
前回は ①那智大社~三重塔まで
今回はその続きの ②三重塔~那智の滝がある飛瀧神社までです。
那智大社までの道のりは大変でしたが、ここからは険しい道でもなく、ただひたすら滝を目指して歩くのが楽しかったです。
大門坂から歩いてきたので、トータルの時間もご紹介したいと思います。
トータルの歩く時間を把握しておかないと、帰りのバスに乗る時間が逆算できないので、(バスは1時間に1本ペースなんです。)重要なんですね~。
三重塔から那智の滝が見える飛瀧神社までの所要時間
14:02 三重塔を過ぎると、車道になります。
ここから、お土産物屋さんが立ち並ぶ一般道まで下ってすぐに飛瀧神社があります。
もう下り続きなので、気持ちが楽です。
なんですが・・那智大社へ上る階段の途中、優しそうなおじさんになぜか杖を渡されました。
「これ持って歩いた方が楽やで」ニコっ。
私(年齢は非公開だけど)まぁまだ若い方なんですが、なぜ杖を・・?
でもおじさんの好意を断れず杖をついて階段を上った訳です。確かに上りは楽でした。
しかし上り切ってしまうと邪魔で・・・。
杖の返却口は下り切るまでありませんでした。
と余談が過ぎましたが、車道を歩いていると、階段を見つけました。
ガイドブックには「鎌倉時代からの石段」と書いています。
この石段で降りるか、車道を通るかどちらでも下の通りに出られますが、石段から降りたほうが、すぐに飛瀧神社前に出るので石段から行くことにします。
最初は緩やかな石段ですが、、通り抜けると一旦車道に出ます。
ここから少し険しい石段に。足元を注意して歩かないと危険ですね。
このあたり、滝の音が聞こえてきて、木の隙間から滝が見えます。
三重塔より近くに見えたのでどんどん近づいてきている事に、ワクワク心躍ります♪
14:13石段を下りましたー!
降りたところがバス停の那智の滝前ですね。
ここでやっとこさ、杖の返却口がありました。(ふぅ、長かった。)
那智の滝が見える飛瀧神社へ
14:15 飛瀧神社に到着
那智の滝を一番近くで見える飛瀧神社。
落差133メートル。一段の滝では落差日本一の滝です。
ここから長い階段を下りて行った先に、那智の滝があります。
階段周辺に綺麗な苔が生えています。やはりこの辺りは空気中の水分が多いんでしょうか。とても綺麗です。
階段を下りると滝が目の前に現れます!!
14:20
音も迫力もやはり遠くから見るのと全然違いますね!
こんな大きな滝を近くで見ると、心が浄化されていく気がします。
滝の前に鳥居があるけれど、社殿がないのでここが神社なのか?という不思議な感覚になりますね。
というのも、飛瀧神社のご神体はこの滝なんです!
滝を神様として祀っているので、本殿がないのです。
ここで見るなら拝観料は無料ですが、これより更に近くで見えるお滝拝所は、拝観料が300円いります。
飛瀧神社お滝拝所に入ってみる
せっかくここまで来たのだから、もっと近くで滝を見たい。
300円払って入る事に。
お滝拝所に入るとすぐに、延命長寿の水が。
お滝水という事でとんでもなくご利益がありそうです。これで3年くらい寿命が伸びそうですね。
(でも青岸渡寺にあった延命の水も飲んだから、どれだけ寿命伸ばしてくれるんだろう(笑))
お滝拝所に到着!14:22
凄いです。とても近いので水しぶきが来る!!(゜o゜)
でもそれが気持ち良い!!!
お滝拝所は、下の段、上の段に分かれていて、上の段の方が人気の様子です。
上の段に上がってみます。
目線が滝と近くなり、よりド迫力!!
もう一度下の段に戻ると、水しぶきが来て気持ちいいのは下の段でした。
マイナスイオンが凄そう・・・。
心が洗われている気がする。
ため息が出る素晴らしい景色。
ここまで来たらこれは見ておいた方がいいです!
ずっとここでお滝を見ていたいのですが、平日にもかかわらず参拝客は多いです。
他の方の写真撮影の邪魔にならないよう、そして帰りのバスの時刻が14:56だったので、10分程見た後帰る事に。
帰り道も苔ロードが綺麗でした。
行きはウキウキしながら階段を下りましたが、片道5分くらいかかっていた階段。
上りになると、ちょっとキツイですねー・・・
14:42 バス停 那智の滝前に戻ってきました。
ここから大門坂駐車場までバスに乗って帰ります。
熊野那智大社から那智の滝まで徒歩での所要時間は?
上ったり下ったりの道を延々と歩いたのですごく長く歩いた気がしますが、
13:22 那智大社の下から歩き始めて、14:42には歩き終わっていたので、那智大社から那智の滝、参拝の時間も含めて1時間20分でした。
ちなみに、今回大門坂から歩いて那智大社、那智の滝を巡りましたが、大門坂を歩き始めた時間は12:40です。
大門坂から那智の滝までののトータル時間は、2時間でした。
これだけ沢山歩いて(気になって)、景色を堪能し、2時間しかかからないので、熊野古道の半日コースに推奨されている理由が分かります。
でも、バスの時間は1時間に1本程度しかないので、1本逃すと1時間もロスしてしまいますので注意して下さい。
バスの時刻表はこちら
運動した後はやっぱり温泉に入りたくなりますね~!歩いた後は勝浦温泉をプランに盛り込んではどうでしょう?
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