こんにちは。きい散歩の美柑です。
今回は、毎年作っている梅ジュースの作り方をご紹介します。
私はオーソドックスな昔ながらの作り方をしていますが、レシピを検索すると色んなレシピがあり迷いますよね。
さらに、意外と結構失敗されている方が多いんですね。
私の作り方では特に難しい事（途中でエキスを鍋にかけたりとか、梅をアルコール消毒したり）もしていませんが、一度たりとも失敗した事がないので、オーソドックスな作り方が一番失敗知らずなのでは？
と思います。
簡単でオーソドックスな梅ジュースの作り方【冷凍梅を使って】
用意するもの
- 青梅（完熟梅でもOK） 1㎏
- 氷砂糖 1㎏
- ジップロック
- 保存用の瓶‥熱湯消毒して水気は取っておく
- 青梅を水で洗い流して、汚れているところがあれば洗います。
- 梅の水分をタオルやふきんなどでしっかり拭き取ります。
- 竹串などを使ってヘタを取ります。
- ジップロックに梅を入れます。
- 冷凍庫で24時間以上冷凍します。
- 冷凍梅ができたら、梅と氷砂糖を瓶に入れていきます。
- フタを閉めて、日の当たらない涼しい場所に置いておきます。
- 毎日瓶をゆすって、梅にシロップが漬かるようにします。
- 10日前後で、砂糖が全部溶けきったら梅ジュースのシロップの完成。
※冷凍する場合はあく抜きの必要はありません。
この作業が結構楽しい。ポロっと綺麗に取れるものと頑固なのがいます。カニの身をほじって取る時みたいに無口になります（笑）
ヘタの部分に水分が溜まりやすいのでしっかり拭き取りましょう。
梅と氷砂糖を交互に入れていき、一番上は氷砂糖が梅全体をおおうようにします。
冷凍梅なら1日～2日で梅のエキスが出てきはじめます。
２日でこんなに出てきました～！
これは２週間漬けたもの。
梅がシワシワになってエキスが出きっているのがわかります。
梅を取り出して冷蔵保存で半年持ちます。
梅をアルコール消毒をしたり、お酢を使ったり、複雑な事をしなくてもこの方法で失敗する事なく毎年作れています。
すごくシンプルでカンタンでしょう？
梅ジュース作りでなぜ失敗するのか？
こんなに簡単な梅ジュースなのに、なぜ発酵したり、カビが生えたりするのか。
理由は‥
- 糖分が少ない
- 梅と砂糖がよく混ざっていなかった
- 保存状態が悪い
- 保存容器に水分が残っていた
などなど。
甘さ控えめにしようとして、砂糖の分量を減らすと腐りやすくなります。
砂糖は甘みを出す為だけでなく保存の為に大量に使っているのです。
それから毎日瓶をゆするのを怠ると、砂糖に漬かっていない梅にカビが生える事があります。
瓶をゆするのは、毎日欠かさずにしましょう。
高温多湿の場所に置いていると発酵して泡が出てきます。梅ジュースを作る時期は梅雨時や夏なので涼しい場所を探すのは難しいですができるだけ涼しくて日が当たらない場所に。
少量ならそのままでも大丈夫ですが、泡が多く発酵が進んでそうならシロップだけ鍋にうつして、沸騰しない程度に弱火にかけ、出てくるアクを取ります。
漬け始めて間もない場合はこのシロップを元の瓶に戻しますが、漬けて１０日以上経っていたらこれで完成です。
さいごに
シンプルでオーソドックスな作り方ですが、失敗する事は少ないと思うので、初めての方にもおすすめです！
一度作ったら冷蔵保存で半年持つ梅ジュースですが、私は半年も経たないうちに飲みきってしまうので
年に何度か作れるように冷凍梅を冷凍庫にいくつか忍ばせています。
冷凍梅を使うと香りが少なくなるとか、あまり好まない方もいますが、冷凍梅だと早く出来るだけでなく、梅の収穫時期でなくても作れるので便利です。
毎年作っていると、梅ジュースはなくてはならないモノになりました。
まずお風呂上りの一杯が最高！スポーツの後も最高！二日酔いの日もこれを飲むとシャキッとします。
市販のジュースみたいに添加物や保存料も入ってなくて安全ですし、クエン酸がたっぷりでお肌にも体にも良い。是非作ってみて下さい～。
⇒梅ジュースを作るなら青梅・完熟梅どっちが美味しい？違いは？
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